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François K – FK-EP

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François K – FK-EP
(1995 | Wave Music / WM 50004-1 | 12", EP, 33 ⅓ RPM | US盤)

NYクラブ・カルチャー黎明期からWalter Gibbons、Larry Levanらと時代を築き、〈Prelude Records〉のA&R、数々の名リミックス/プロデュースを経てきたFrançois Kevorkian。そんな彼が自身の〈Wave Music〉始動期に、Alan Friedmanとの共同制作で残した95年の名作EP!ディープハウスを軸に、アンビエント、ダブ、テクノ、ミニマルまでを行き来しながら、DJ、エンジニア、そして徹底した音楽愛好家としての耳を4曲に凝縮。90年代NYハウスの豊かさと先鋭性を同時に味わえる、完成度抜群の一枚です!

A1「Hypnodelic」は、包み込むようなシンセが空間いっぱいに漂う極上のディープハウス。太く落ち着いたボトムと軽やかなリズムの上を、Freddie Turnerの声が幻惑的に浮遊し、タイトル通り催眠的な世界へじわじわと誘います。ハウスの骨格をしっかり保ちながら、アンビエントやダブにも通じる深い奥行きを持たせたFrançois K屈指の名曲!

A2「Mindspeak」は、乾いたマシン・グルーヴと反復する電子音が絡む、よりストイックでテクノ寄りのディープ・トラック。Liquid Liquid「Dig We Must」を思わせるフレーズをさりげなく忍ばせながら、硬質なリズムと浮遊するシンセが独特の緊張感を形成。元々LFOのリミックスとして進められていたアイデアが発展したとも言われ、ハウスとテクノの境界を自在に行き来するFrançois Kの先鋭的な感覚が鮮烈です。

B1「Edge Of Time」は、深く沈み込むベースと透明感のあるシンセがゆっくりと重なっていくディープハウス。音数を抑えながら、細かな響きや残響を立体的に配置し、時間とともに空間そのものが変化していくような感覚を生み出します。ダブ/エンジニアリングの経験が音の隅々にまで行き渡った、静かで強靭な一曲!

B2「Moov」は、Manuel Göttsching「E2-E4」へのアンサーとも評されるアンビエント/ミニマル・ハウス。淡々と刻まれるリズムの上をシンセがゆるやかに反復し、時間感覚がほどけていくような恍惚のグルーヴを形成。ハウスでありながら、アンビエント、クラウトロック、ミニマル・ミュージックまで見渡すFrançois Kの広い音楽観が凝縮されています。

マスタリングはFrankford/WayneのRick Essig。4曲それぞれ異なる表情を持ちながら、低域の深さ、空間処理、反復の美しさという一本の軸で見事に統一。DJとして培ったフロア感覚、エンジニアとしての音響設計、そしてジャンルに縛られない音楽への好奇心が一枚に結晶した、90年代NYディープハウスを代表する不朽のEP。〈Wave Music〉初期を語る上でも外せない名盤です!






A1 Hypnodelic 7:05
A2 Mindspeak 7:10
B1 Edge Of Time 6:57
B2 Moov 6:58


状態
メディア: VG+
スリーブ: VG+


コンディションランク
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